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はさみ
 続いてご紹介するのは[はさみ]です。”なに?はさみ??”とお思いになるかもしれませんが、私の生活、はさみなしでは成り立ちません。ものを”切る”のはもちろん、引っかく・突っつく・めくる・はがす・刺す・裂く・削る、あとなんだろな。。たまに、”小さな穴にヒモを通す”なんてのもありますかね。とにかく、日常生活の中で一番使う道具ははさみだと思います。
 また、用途や場所によって様々なはさみを使い分けています。
★これが私の[はさみ]です。

   私の使っている3種類のはさみ(クリックで拡大)

 左と中央は、いわゆる文具用のはさみとキッチンばさみですね。では、右のものは何でしょうか?実はこれもれっきとしたはさみです。その名を[カスタネットはさみ](※旧名。現:Casta)といい、もちろん、市販されているものです。

   カスタネットはさみ側面 カスタネットはさみ上面(クリックで拡大)

★[カスタネットはさみ]って、何?
 これ、絶対はさみには見えませんよね??でも、これでも立派なはさみです。というより、これ、スグレものです。
 以前にもコラムで書きましたが、私は通常のはさみの使い方をしません。一方の持ち手の穴に指を入れて床に押し付けて切ります。(その様子はこちら:動画)つまり、ぶっちゃけ持ち手はあの形でなくてもいいわけです。また、はさみを開く動作も切るのと同じぐらいの労力が要ります。ということは、初めから開いている状態のものがあればありがたいわけですよ。そんな私のニーズに合ったのがこの商品でした。これ、実は以前はコクヨの商品(現在はコクヨからの販売はしていません。)で、私が初めて知ったのもコクヨのUD商品のHPの中でした。当初は、”へぇー、”で終わってしまったのですが、これまた一人で暮らし始めたときに[カップラーメン問題]・[レトルトカレー問題]というのが出てきてしまいました。(大げさだなぁ。) というのは、上述のようにモノを切るのに床に置いて切るので、例えばカップラーメンのスープの袋やレトルトカレーのパッケージなどを切るときに、じゅうたんも汚してしまいますし食べるものを地べたに置くということで抵抗がありました。そんなときに、ふと思い出したのが[カスタネットばさみ]です。これなら、もしかしたら机の上で切れるかも知れないと思い、ためしに買ってみました。ただ、ぶっちゃけた話をすれば、はさみにしては結構いい値段なので、さすがに躊躇したのですが、ちょうど”楽 ・市場”のポイントがその金額分あったのでそれで買ってしまいました。(実質¥0です。)
 実際に使ってみると、いちいち持ち手に指を通さなくてもよく、上からグーで押さえるだけなので素早く切ることができました。また、このはさみの一番うれしい機能として、バネで自動的に刃が開くようになっています。このため、握る・押さえるという動作だけでモノを切ることができるのです。ただ、もちろん使っていて不便なところも出てきてしまいます。例えば持ち手の部分は、素材がプラスチックなので机の上で使うとすべってしまう時があります。せっかく狙いを定めて切ろうとしても、手が震えて本来切りたい所からずれて切れたり空振りしてしまうこともあります。もしかすると、ラバーコーティングされているとすべらず、また手にもフィットして持ちやすいかもしれません。さらに、刃の部分にはカバーが付いており安全面にも優れています。また、このカバーのおかげで紙などが刃の間に縦に挟まって切れないということがなくなりました。
   カスタネットはさみバネ部分 カスタネットはさみの刃のカバーをはずしたところ カスタネットはさみ 私のグーで切る様子 カスタネットはさみ 持ち手を握って切る様子(クリックで拡大)
 ところで、なぜ[カスタネットばさみ]という名前なんでしょうか。使ってみてわかりました。切るときに、持ち手の部分が互いにぶつかってカチカチと鳴るからだそうです。ちょっと強引かなあ、、なんて・・・。

★キッチンばさみの使い方
 私は生まれて35年間キッチンばさみというものを使ったことがなかったのですが、これもまた便利ですね!
 まずは、とりあえずこの大きさが使いやすいです。はさみ自体(特に持ち手の部分)が大きい分、てこの作用が働きやすいので、少々硬いものでもバッサバッサ切ることができます。また料理中、肉などのスジがどうしても切れないときにはキッチンばさみを使うこともあります。まぁでも、やはり一番多いのは冷凍食品や加工品のパッケージを開けることですかね。プラスチックのフィルムであれば、多少シワやたるみがあっても本当に気持ちいいぐらいバッサバッサ切れてしまいます。文具用のはさみでは、シワやたるみがあると引っ掛かって切れないことがあるのですがキッチンばさみはいちいち伸ばさなくてもいいので作業がスムーズです。いずれにしても、台所での作業には欠かせないですね!

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